統合失調感情障害です
はじめまして。れんと申します。
私は統合失調感情障害という病気です。
統合失調感情障害ってなに?
統合失調感情障害とはなにかというと、統合失調症+双極性障害が混ざり合った病気の名称です。
統合失調症や双極性障害と比べて認知度は低く、あまり知られていない病気かと思います。
どういう状態かと言うと、統合失調症の症状である妄想や陰性症状と同時に、双極性障害の気分の上がり下がりが同時に襲ってきます。
統合失調症に比べて予後は良いものの再発しやすく、非定型精神病とは別の病気であるといいます。
非定型精神病は、典型的ではない、つまり非定型という意味合いで使われており、典型的な「統合失調症」「双極性障害」「てんかん」ではないが、複数の症状を呈している際に使われる病名です。
統合失調感情障害の定義って?
診断基準は?
DSM-IVによる診断基準
- A. 中断されない一つの疾病のエピソードの間に、大うつ病エピソード、躁病エピソード、混合性エピソードのいずれかと、統合失調症の診断基準Aを満たす症状が同時に存在すること。
- B. 同じエピソードの間に、少なくとも2週間、著明な気分障害を伴わずに幻覚や妄想が存在したことがある。
- C. 気分障害のエピソード基準を満たす症状が、疾患の活動期および残遺期を含む全期間の大部分に存在すること。
- D. 障害は物質(例:乱用薬物、投薬)や一般身体疾患の直接的な生理学的身体作用によるものではない。
二つのタイプの診断基準
代表的な治療薬は?
炭酸リチウムや、ラミクタール、デパケンRなどの気分安定薬とともに、抗精神病薬やSSRIなどが用いられます。
加えて昔よりは頻度は少なくなったものの、解離性障害とパニック症も併発しています。
そんな私ですが、これからブログで少しでも同じ病気で苦しんでいる方に共感できる内容を届けられたらと思います。