IBS過敏性腸症候群の克服し方
私は小学生から大学生まで過敏性腸症候群に苦しんできました。
いまでは寛解し、びくびくおびえることのない生活を送っています。
当時は自殺したいほどつらい病気でした。
同時にパニック障害も併発し、やり場のない恐怖と生きづらさに苛まれて生きてきました。
そんな私がどうやってこの病気を克服したのか記事にしたいと思います。
IBSの基準は?
Rome IV基準によると
- 便秘型
- 硬便または兎糞状便(a)が25%以上あり、軟便(泥状便)または水様便(b)が25%未満のもの(c)
- 慢性下痢型
- 軟便(泥状便)または水様便(b)が25%以上あり、硬便または兎糞状便(a)が25%未満のもの(c)
- 混合型
- 硬便または兎糞状便(a)が25%以上あり、軟便(泥状便)または水様便(b)も25%以上のもの(c)
- 分類不能型
- 便性状異常の基準がいずれも満たさないもの
ガス型は提起されていないのですね。
IBSってなに?
この病気はふとした時におなかの調子が悪くなり、便秘や下痢、ガスといった症状に悩まされる病気です。
私は長年この症状に悩まされ、満足に電車に乗れない時期もありました。
小学校中学校と席が固定されている授業は、地獄そのものであり、いつおならが出てしまうのかびくびくしながら耐え、トイレに行ってもすっきりしない状態が続きました。
理由は逃げ出せない状態になると病状が悪化するからです。
なので授業中冷や汗をかきながら症状を我慢する日々が続きました。
悪化するとパニック障害を引き起こしたり、うつ病の症状を併発したりします。
私はIBSガス型だったので、いつもおならが出そうになると頭はパニックになり、過呼吸を引き起こしたりしていました。
この病気によって青春時代は楽しめなかったし、引きこもりや不登校になるきっかけでもあったと思います。
今でもこの病気になった損害は大きかったと思います。
返してほしい私の青春時代・・・!
しかし大人になって徐々に病状がよくなっていったのです。
この病気を克服するには
気を張らないいつでも逃げられる環境に身を置こう!
逃げ場のない環境にいては、病気の改善が難しいと思います。
私がこの病気を克服するきっかけになったのが、大学生になって好きな席に座ることができ好きな時間に授業を抜けられる=トイレに行ける状況になったおかげであると思います。
いつでも逃げられる状況になるまでは、冷や汗をかきながら授業が終わるのを待つ地獄のような時間が続きました。
しかし、逃げることは寛解への第一歩であり、いつでも逃げていいんだと思えることが精神的にも非常に重要だと思います。